訪問着の概要と高価買取ポイント

BRANDPRICE(ブランドプライス)では、訪問着含む着物の査定買取にも力を入れています。

この記事では、訪問着の概要と高価買取のポイントについてご紹介します。

 

訪問着の概要について

 

着物自体は何百年も歴史を重ねてきた格式高いものというイメージをお持ちの方もいるかと思いますが、訪問着の誕生は大正時代と比較的新しい着物になります。着物といえばフォーマルな場で用いられる留袖や有名産地の着物などを思い浮かべ安いかと思いますが、軽い外出などで着たいという女性の意見が増え訪問着をいうカジュアルさと格式を持ち合わせた着物が誕生しました。

 

何と言っても訪問着の一番の特徴は、上半身から下半身まで、縫い目に関係なく、まるでひとつの絵のように美しくつながっている絵羽模様です。柄は鶴、亀、鳳凰(ほうおう)など縁起の良い古典模様から、モダンな洋花など実に多彩です。生地も以前は柔らかいものが一般的でしたが、最近では日本各地のさまざまな素材を使って仕立てられています。

 

着用シーンが幅広い訪問着だけに、様々な素材や模様から自分に合ったものを見つけるといった楽しみ方もあります。なお、未婚女性の振袖の袖を切って、訪問着として仕立て直すこともよくあります。(引用:https://www.hareginomarusho.co.jp/contents/houmongi/582/)

 

色留袖との違いについて

 

色留袖は、黒地ベースに裾には『絵羽模様』と呼ばれる模様が描かれた留袖という点は黒留袖と同様です。ただ黒留袖は女性の『第一礼装』とされているのに対して、色留袖は『準礼服』という位置づけをされています。

 

これに対して、訪問着は裾だけではなく上半身にも模様が入っており、カジュアルに使えるようになっています。勿論、結婚式や式典などフォーマルな場では格式の高さもある色留袖が適していますが、着用シーンが限定されてしまいます。訪問着も紋をつけることで色留袖と同様に格式を高めることができますので、訪問着の需要の方が高い場合もあります。

 

訪問着の高価買取ポイントについて

 

①お手元にある着物の保存状態を確認しましょう

 

ブランド品やその他の品物でもいえますが、着物は特に保存状態が良いほど買取金額が上がります。

着物を手に取り、シミやほつれ、シワやヤケなどがあるかどうか確認しましょう。すぐに確認できるような汚れががある場合には、

査定前にクリーニングに出すだけでも買取金額をあげることができます。ご自身でお手入れができる場合は大丈夫ですが、そうでない場合はクリーニングに出して今の保存状態から悪化させないように十分注意してください。

 

②着物は場面によって使い分けされますので、生地やサイズも重要です。

 

着物の生地には天然素材では主に綿、麻、毛、絹が使われています。他方で化学繊維では再生繊維や合成繊維などがあります。フォーマルな場面では、木綿、麻、ウールが使えません。お手元にある着物の素材や用途を把握した上で査定に出すとご自身が想定している金額で買い取ってもらえます。もちろん、ご自身で判断がつかない場合はプロの鑑定士が丁寧に説明しますのでご安心くださいませ。

 

③着物の購入時に『証紙』がついていた場合は必ず取っておきましょう。

 

『証紙』とは、『着物の価値と品質を証明するものです』。例えば結城紬では『結マークの証紙』がありこれが本場結城紬であることの証明になります。経年劣化など何かしらの理由で剥がれてしまった場合は、大量生産される通常の結城紬として査定されるため買取金額が大きく下がってしまいます。

 

④ブランド物の着物や有名な生産者なども買取金額に大きく影響します。

 

例えば、人間国宝に認定された『小宮康孝』の染色技術でできた江戸小紋などは最高級品として高値で取引されます。他にも有名な生産者がおりますので、お手元にある着物を今一度確認ください。もちろん、ご自身で判断がつかない場合はプロの鑑定士が丁寧に説明しますのでご安心くださいませ。

 

着物を査定買取する前に

 

BRANDPRICE(ブランドプライス)では着物買取を強化中です。着物の高価買取のポイントや訪問着の概要などをご紹介しましたが、その他にも着物の情報を発信しておりますので是非ご確認ください。またBRANDPRICEの買取金額の高さには自信がありますので、着物購入店の下取り価格とも比較してみてください!お客様の納得のいく金額で買い取らせていただきます。

 

西宮や神戸はもちろんのこと、大阪や東京などにお住いの方にもご利用いただけます。BRANDPRICEでは店頭買取だけでなく、オンライン買取や宅配買取・出張買取もご用意させて頂いておりますので、お気軽にお問い合わせください。