本場大島紬の概要と高価買取ポイント

BRANDPRICE(ブランドプライス)では、本場大島紬含む着物の査定買取にも力を入れています。

本場大島紬は鹿児島県の奄美地方にて作られてきた織物です。この記事では『本場大島紬』の概要と高価買取のポイントについてご紹介します。

 

本場大島紬の概要について

 

白無垢や紬など織物に興味がある方なら、一度は大島紬という名前を聞いたことがあるのではないでしょうか。また既にご存知の方は、せっかく織物なら伝統があり品質の高い結城紬を身に付けたいのではないでしょうか。

大島紬(おおしまつむぎ)は、鹿児島県の奄美地方にて作られてきた織物です。絹100%で作られているため、製作直後は硬いものの着れば着るほど体に合い柔らかくなっていく特徴を持ちます。

 

本場大島紬の特徴は、シャリンバイと泥染による深く渋い風格と、繊細な絣模様です。着崩れせず着こむほどに肌に馴染むので、着心地の良さからも愛されてきました。しなやかで軽くシワにもなりにくく、奄美の自然から生まれた着る人に優しい織物です。
製造工程は大きく分けて30以上あり、完成まで半年、またはそれ以上かかることもあります。図案作成から織りあげまでの工程一つ一つが大変複雑なため、熟練した高い技術が必要です。(引用:https://kogeijapan.com/locale/ja_JP/honbaoshimatsumugi/)

 

本場大島紬と村山大島紬の違い

 

上記の2点は全くの別物でありますが、村山大島紬は本場大島紬を参考にして創られました。模造品としてではなく独自の歴史を歩んできた着物になります。村山大島紬は東京都の武蔵村山市周辺で織られたもので、その見た目や柄なども本場と似ていたため一括りに大島紬と称されていました。その後は韓国で生産された安価な類似品の『韓国大島』が出回ると、普段着使いとして用いられていた村山大島紬の需要が落ち込んでいきました。そのため現代においても呉服店で目にする機会は極端に減ってしまいました。

 

本場大島紬の高価買取ポイントについて

 

①お手元にある着物の保存状態を確認しましょう

 

ブランド品やその他の品物でもいえますが、着物は特に保存状態が良いほど買取金額が上がります。

着物を手に取り、シミやほつれ、シワやヤケなどがあるかどうか確認しましょう。すぐに確認できるような汚れががある場合には、

査定前にクリーニングに出すだけでも買取金額をあげることができます。ご自身でお手入れができる場合は大丈夫ですが、そうでない場合はクリーニングに出して今の保存状態から悪化させないように十分注意してください。

 

②着物は場面によって使い分けされますので、生地やサイズも重要です。

 

着物の生地には天然素材では主に綿、麻、毛、絹が使われています。他方で化学繊維では再生繊維や合成繊維などがあります。フォーマルな場面では、木綿、麻、ウールが使えません。お手元にある着物の素材や用途を把握した上で査定に出すとご自身が想定している金額で買い取ってもらえます。もちろん、ご自身で判断がつかない場合はプロの鑑定士が丁寧に説明しますのでご安心くださいませ。

 

③着物の購入時に『証紙』がついていた場合は必ず取っておきましょう。

 

『証紙』とは、『着物の価値と品質を証明するものです』。例えば結城紬では『結マークの証紙』がありこれが本場結城紬であることの証明になります。経年劣化など何かしらの理由で剥がれてしまった場合は、大量生産される通常の結城紬として査定されるため買取金額が大きく下がってしまいます。

 

④ブランド物の着物や有名な生産者なども買取金額に大きく影響します。

 

例えば、人間国宝に認定された『小宮康孝』の染色技術でできた江戸小紋などは最高級品として高値で取引されます。他にも有名な生産者がおりますので、お手元にある着物を今一度確認ください。もちろん、ご自身で判断がつかない場合はプロの鑑定士が丁寧に説明しますのでご安心くださいませ。

 

着物を査定買取する前に

 

BRANDPRICE(ブランドプライス)では着物買取を強化中です。着物の高価買取のポイントや本場大島紬の概要などをご紹介しましたが、その他にも着物の情報を発信しておりますので是非ご確認ください。またBRANDPRICEの買取金額の高さには自信がありますので、着物購入店の下取り価格とも比較してみてください!お客様の納得のいく金額で買い取らせていただきます。

 

西宮や神戸はもちろんのこと、大阪や東京などにお住いの方にもご利用いただけます。BRANDPRICEでは店頭買取だけでなく、オンライン買取や宅配買取・出張買取もご用意させて頂いておりますので、お気軽にお問い合わせください。