日本三大友禅の概要と高価買取ポイント

BRANDPRICE(ブランドプライス)では、結城紬や京友禅などの着物全般の査定買取にも力を入れています。

友禅と一言にいっても、それぞれに特徴があり違いは見て取れます。発祥地や技法なども違うため初めは混同してしまうかも知れません。この記事では、日本三大友禅と言われる京友禅・加賀友禅・東京友禅(江戸友禅)の概要と高価取のポイントについてご紹介します。

 

京友禅ついて

 

 

京友禅(きょうゆうぜん)は、京都府一帯で作られる染織品です。京友禅の特徴は、豊かな色彩と、絵画的に動物や器物を表現する友禅模様と呼ばれる文様です。また三大友禅の中では最も歴史が長く、豪華なデザインをしています。そのため当時は公家や大名などが好んでいたそうです。昭和51年には国の伝統工芸品として指定されました。

 

加賀友禅について

 

 

石川県金沢市一帯で作られる染織品です。加賀友禅の特徴は、『草花模様』で絵のような模様を中心に描かれています。また金沢市は金箔で有名ですが、金箔などで装飾などはせず染色の技術のみで作りあげられています。

 

東京友禅(江戸友禅)について

 

東京友禅や江戸友禅と呼ばれ、江戸を発祥とした友禅染めのことを指します。京友禅とは対照的で、当時の江戸の町人に人気を誇っていました。

特徴としては、京友禅のような豪華絢爛さはなく渋く落ち着いた風合いをしています。また、技法についても京友禅を対照的で、1人の職人が完成まで一貫して作業を行います。

 

着物の高価買取ポイントについて

 

①お手元にある着物の保存状態を確認しましょう

 

ブランド品やその他の品物でもいえますが、着物は特に保存状態が良いほど買取金額が上がります。

着物を手に取り、シミやほつれ、シワやヤケなどがあるかどうか確認しましょう。すぐに確認できるような汚れががある場合には、

査定前にクリーニングに出すだけでも買取金額をあげることができます。ご自身でお手入れができる場合は大丈夫ですが、そうでない場合はクリーニングに出して今の保存状態から悪化させないように十分注意してください。

 

②着物は場面によって使い分けされますので、生地やサイズも重要です。

 

着物の生地には天然素材では主に綿、麻、毛、絹が使われています。他方で化学繊維では再生繊維や合成繊維などがあります。フォーマルな場面では、木綿、麻、ウールが使えません。お手元にある着物の素材や用途を把握した上で査定に出すとご自身が想定している金額で買い取ってもらえます。もちろん、ご自身で判断がつかない場合はプロの鑑定士が丁寧に説明しますのでご安心くださいませ。

 

③着物の購入時に『証紙』がついていた場合は必ず取っておきましょう。

 

『証紙』とは、『着物の価値と品質を証明するものです』。例えば結城紬では『結マークの証紙』がありこれが本場結城紬であることの証明になります。経年劣化など何かしらの理由で剥がれてしまった場合は、大量生産される通常の結城紬として査定されるため買取金額が大きく下がってしまいます。

 

④ブランド物の着物や有名な生産者なども買取金額に大きく影響します。

 

例えば、人間国宝に認定された『小宮康孝』の染色技術でできた江戸小紋などは最高級品として高値で取引されます。他にも有名な生産者がおりますので、お手元にある着物を今一度確認ください。もちろん、ご自身で判断がつかない場合はプロの鑑定士が丁寧に説明しますのでご安心くださいませ。

 

着物を査定買取する前に

 

BRANDPRICE(ブランドプライス)では着物買取を強化中です。着物の高価買取のポイントや日本三大友禅の概要などをご紹介しましたが、その他にも着物の情報を発信しておりますので是非ご確認ください。またBRANDPRICEの買取金額の高さには自信がありますので、着物購入店の下取り価格とも比較してみてください!お客様の納得のいく金額で買い取らせていただきます。

 

また西宮や神戸はもちろんのこと、大阪や東京などにお住いの方にもご利用いただけます。BRANDPRICEでは店頭買取だけでなく、オンライン買取や宅配買取・出張買取もご用意させて頂いておりますので、お気軽にお問い合わせください。