京友禅の概要と見分けや高価買取ポイント

BRANDPRICE(ブランドプライス)では、京友禅含む着物の査定買取にも力を入れています。

京友禅は京都発祥の友禅染めのことを言います。友禅と名の付くものとして、加賀友禅、東京友禅などを聞いたことくらいはあるの方も多いのではないでしょうか。この記事では、『京友禅』の概要と高価取のポイントについてご紹介します。

 

 

京友禅の概要について

 

白無垢や紬など織物に興味がある方なら、一度は京友禅という名前を聞いたことがあるのではないでしょうか。また既にご存知の方は、せっかく織物なら伝統があり高い技術で作られた京友禅を身に付けたいのではないでしょうか。

京友禅(きょうゆうぜん)は、京都府一帯で作られる染織品です。京友禅の特徴は、豊かな色彩と、絵画的に動物や器物を表現する友禅模様と呼ばれる文様です。

染色の技法が独特で、着物に描く模様の輪郭に隣接する模様が混ざらないように糊を引いていきます。手描きで制作するには手間がかかるため、簡略化された手法が現代では用いられています。

京友禅以外にも、加賀友禅という石川県で発展した加賀五彩という美しい彩りが特徴の模様染めもありますが、加賀友禅には刺繍や金銀箔がないところが華やかな京友禅との大きな違いと言えます。鮮やかな色彩が美しい京都の雅な文化が生み育てた京友禅は、日本だけではなく世界でも人気の高い染織品となっています。

https://kogeijapan.com/locale/ja_JP/kyoyuzen/

 

また、京友禅は『日本三大友禅』の一つでもあります、昭和51年には国の伝統工芸品として指定されました。

 

京友禅の特徴について

 

京友禅は各工程で高い技術を持って職人が分業で1枚の京友禅を作っています。自然模様の他にも有職模様*が多く取り入れられ、鮮やかな色彩を持持っています。

※有職模様:平安時代以後、公家(くげ)や女房などの装束、あるいは調度に用いられた模様

 

京友禅の高価買取ポイントについて

 

①お手元にある着物の保存状態を確認しましょう

 

ブランド品やその他の品物でもいえますが、着物は特に保存状態が良いほど買取金額が上がります。

着物を手に取り、シミやほつれ、シワやヤケなどがあるかどうか確認しましょう。すぐに確認できるような汚れががある場合には、

査定前にクリーニングに出すだけでも買取金額をあげることができます。ご自身でお手入れができる場合は大丈夫ですが、そうでない場合はクリーニングに出して今の保存状態から悪化させないように十分注意してください。

 

②着物は場面によって使い分けされますので、生地やサイズも重要です。

 

着物の生地には天然素材では主に綿、麻、毛、絹が使われています。他方で化学繊維では再生繊維や合成繊維などがあります。フォーマルな場面では、木綿、麻、ウールが使えません。お手元にある着物の素材や用途を把握した上で査定に出すとご自身が想定している金額で買い取ってもらえます。もちろん、ご自身で判断がつかない場合はプロの鑑定士が丁寧に説明しますのでご安心くださいませ。

 

③着物の購入時に『証紙』がついていた場合は必ず取っておきましょう。

 

『証紙』とは、『着物の価値と品質を証明するものです』。例えば結城紬では『結マークの証紙』がありこれが本場結城紬であることの証明になります。経年劣化など何かしらの理由で剥がれてしまった場合は、大量生産される通常の結城紬として査定されるため買取金額が大きく下がってしまいます。

 

④ブランド物の着物や有名な生産者なども買取金額に大きく影響します。

 

例えば、人間国宝に認定された『小宮康孝』の染色技術でできた江戸小紋などは最高級品として高値で取引されます。他にも有名な生産者がおりますので、お手元にある着物を今一度確認ください。もちろん、ご自身で判断がつかない場合はプロの鑑定士が丁寧に説明しますのでご安心くださいませ。

 

着物を査定買取する前に

 

BRANDPRICE(ブランドプライス)では着物買取を強化中です。着物の高価買取のポイントや京友禅の概要などをご紹介しましたが、その他にも着物の情報を発信しておりますので是非ご確認ください。またBRANDPRICEの買取金額の高さには自信がありますので、着物購入店の下取り価格とも比較してみてください!お客様の納得のいく金額で買い取らせていただきます。

 

また西宮や神戸はもちろんのこと、大阪や東京などにお住いの方にもご利用いただけます。BRANDPRICEでは店頭買取だけでなく、オンライン買取や宅配買取・出張買取もご用意させて頂いておりますので、お気軽にお問い合わせください。