カルティエ（Cartier）バロンブルーの概要と買取相場

大人の女性に長年愛されているカルティエ（Cartier）20代後半から30代にかけて一生モノの時計やバッグの購入を検討される方も少なくないと思います。シャネル・カルティエ・ディオール・ルイヴィトン・エルメスなど多くのファンがいるブランドからカルティエを選ばれる方も多いのではないでしょうか。

 

この記事では、カルティエ（Cartier）人気時計バロンブルーの概要と買取相場をご紹介します。新モデルや旧モデルでも価格が高騰している商品も随時更新します。

 

 

 

 

フランス語でバロンは「風船」、ブルーは「青」のことで、バロンブルーは「青い風船」という意味合いになります。リューズの部分に青いサファイアのカボションがつけられ、それを覆うようにドーム状のリューズケースが付いています。女性らしく美しい曲線でドーム状に膨らんでいるところがバロンブルーの名前の由来となります。

 

 

バロンブルーのサイズや素材

サイズ

SM（スモール）、MM（ミディアム）、LM（ラージ）XL（エクストララージ）の4種類となります。

レディースはSM、MM、LMを対象とされ、メンズはMM・LM・XLを対象とされます。

 

ケースの大きさ（直径）

SM（スモール）：28ｍｍ

MM（ミディアム）：33ｍｍ・36ｍｍ

LM（ラージ）：39ｍｍ・40ｍｍ・42ｍｍ

XL（エクストララージ）：44ｍｍ・46ｍｍ

 

素材

・ステンレススチール

・イエローゴールド　無垢

・ピンクゴールド　無垢

・ダイヤベゼル

 

リューズ

ステンレスモデルにはシンセスティックスピネルが使用され、金無垢などの上位モデルには天然のサファイアが使われています。

 

バロンブルーを愛用する有名人

キャサリン妃

ジョニーデップ

 

 

バロンブルーとパシャの違い

左が「バロンブルー」、右が「パシャ」です。ラウンド型（丸型）の時計としてはどちらも非常に人気のあるモデルとなります。バロンブルーは2007年に発売された比較的新しいモデルになりますが、パシャは1985年に発売された歴史あるモデルになります。

 

プールで泳ぐ際の腕時計が欲しいと依頼されてできた「タンクエタンシュ」を改良し、美しい曲線を描くパシャが誕生しました。当初は男性向けでケースサイズも大きく重厚感のある見た目でしたが、小型化され、より女性的なデザインが出てきたことから女性人気も非常に高くなりました。

 

「パシャ」の特徴の一つ目には、文字盤の12・3・6・9と記されているアラビア数字です。カルティエ腕時計のその他人気モデルの「サントス」「タンク」「パンテール」「バロンブルー」「ベニュワール」などはローマ数字ですが、パシャはアラビア数字が採用されているのです。

 

二つ目に、チェーンで固定されたねじ込みのリューズガードです。バロンブルーはリューズの周りをドーム状に囲うようにデザインされていますが、パシャはリューズガードをくるくる回すとキャップが外れて、その下にリューズ本体が出てきます。そのため防水性もその他のモデルより優れており、カルティエのの中ではスポーツモデルの位置づけがされています。

 

また1995年にパシャはステンレスモデルを発表したことから一般に広く知られるのも早かったです。