エルメス(Hermès)バーキンとケリーの違いを徹底解説
エルメスのバーキンやケリーと聞けば、女性が一度は持ちたいと考える方も多いのではないでしょうか。長い歴史と伝統技術に裏打ちされた高品質な製品づくりで、日本においても圧倒的な知名度を誇っています。今までブランド品に興味がない方でも、エルメスの名前を知らないという方はいないと言っても過言ではありません。
この記事では、エルメス(Hermès)の中でも代表的なバーキンとケリーの違いについて徹底解説いたします!
バーキンとケリーとは?
【バーキンの由来と特徴】
1981年、パリからロンドンに向かう航空機内にて、ボロボロの籐かごに荷物を詰め込んでいた歌手「ジェーン・バーキン」と、偶然隣席になったエルメス5代目社長「ジャン=ルイ・デュマ=エルメス」の出会いによって生まれたのがバーキンです。
デュマはジェーン・バーキンに話しかけ、彼女の理想のバッグを作ることを提案します。1892年に発売された”馬の鞍”を収納するバッグ「オータクロア」をベースにデザインされました。広い開口部を備え、内側に間仕切りがないこちらのバッグは歌手の名前をとって「バーキン」と名付けられました。
バーキンの特徴は、何と言ってもその「収納力」にあります。どんなものでも収納できるようにと、内部に仕切りがなく、バッグを開閉することなくお荷物を出し入れすることができるため実用性に富んでいます。収納力に加えてエルメスの高い技術力と最高級の材料からできているバーキンは、美しいフォルムと実用性のどちらも併せ持つ最高級のバッグなのです。
【ケリーの由来と特徴】
「ケリー」はもともと「サックアクロア」という名前のバッグでした。サックアクロアとは”乗馬サドル”を収納するバッグとして、1936年に発売されました。後に馬から車へと移動手段が変化したことに合わせ、タウンユース向けに小型化したサックアクロアが展開されていました。
この「サックアクロア」を愛用していたのが、モナコ公妃のグレース・ケリーです。
1955年当時、妊娠していたグレース・ケリーは、パパラッチを避ける為、とっさにサックアクロアでお腹を隠しました。その写真が雑誌に掲載されると、彼女が持っていたサックアクロアに注目が集まり、認知度が飛躍的に高まりました。そして1956年、エルメスはモナコ王室の許可を得て、サックアクロアを「ケリー」へと改称しました。
ケリーの特徴は、上品さとフォーマル感です。かっちりとした質感で、床や机に置くと自立できるようになっていますので、フォーマルなシーンに一層の上品さを演出できます。
その他にも、ハンドル(持ち手)の部分が1本でできていることや、「内縫い」「外縫い」二通りのデザインがあることです。
内縫いは、生地を中に織り込んで縫い合わせるため、全体に女性らしい雰囲気に仕上がっています。外縫いのケリーは、内縫いとは反対に、縫い目を見せた縫製になっています。かっちりとした直線のフォルムになっていますので、ビジネスシーンなどのフォーマルで愛用される方が多くなっています。
バーキンとケリーの市場相場
バーキンとケリーはエルメスを代表とする2大シンボルと言っても過言ではありません。別の記事に詳しく記載がありますが、カラー・サイズや素材などバリュエーションも豊富にあります。実際に製造方法に関しても職人がバッグ1品ずつ手作りしているため、市場に出回る数も多くはありません。ですので、人気のカラーやサイズなど定価以上で買取されることもありますので資産価値も十分にあります。
バーキンとケリーのサイズ寸法
【バーキン25】横幅25×高さ20×マチ13cm
【バーキン30】横幅30×高さ22×マチ16cm
【バーキン35】横幅35×高さ28×マチ18cm
【バーキン40】横幅40x高さ30xマチ20cm
【ケリー15】横幅15×高さ11xマチ8cm
【ケリー20】横幅20×高さ16xマチ9cm
【ケリー25】横幅25×高さ19xマチ10cm
【ケリー28】横幅28×高さ22xマチ10cm
【ケリー32】横幅32×高さ23xマチ12cm
【ケリー35】横幅35×高さ25xマチ13cm
【ケリー40】横幅40×高さ28xマチ16cm
【ケリー50】横幅50×高さ34xマチ25cm
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